制作をする上で自分が作ったpsdデータを他の人に共有することが多々あると思います。
今回は、そんな時に知っていると役に立つ「注釈ツール」について紹介します。
注釈ツールとは
注釈ツールとは、名前の通りpsdデータ上で注釈(メモ)を挿入できるツールです。
webデザインなどは特に、ボタンのリンク先のURLをメモできたり、psdデータを複数人に共有する際への注意書きなどに役に立つツールになっています。
注釈ツールの場所
注釈ツールはツールバー内のスポイトツールの中にあります。
※スポイトツール内にない場合
ツールバー内にある「…」を長押しし、「ツールバーを編集」を選択します。
その中に現在ツールバーに表示されていないツールがあるので、その中から「注釈ツール」を探して任意の場所にドラッグすると表示されるようになります!
使い方
注釈ツールをクリックすると、ポインタの先が変わるので、その状態で注釈を挿入したい場所をクリックします。
するとメモ書きのアイコンが表示されるので、そこに注釈が挿入されます。
同時に注釈パレットが表示されるので、注釈パレット内に記入したいテキストを記述します。
※表示されない場合は[ ウィンドウ ] → [ 注釈 ] で出すことができます。
また、注釈の作成者名や、注釈によって色を変更することもできるので、きちんと管理すれば誰からのメモなのかを把握することができます。
注釈ツールのアイコンが邪魔だな、と思った時は
[ 表示 ] → [ 表示・非表示 ] → [ 注釈 ]
で非表示にすることができるので、デザイン上で邪魔になったりすることはありません!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
その名の通りのツールでしたが、活用している人はあまりいないのではないでしょうか。
デザインとコーディングを分業する際に、細かい指示などをデザインに直接メモを残すことができるので、このツールを使うとpsdデータのみで完結できて便利になると思います。
誰かとの共有だけではなく、自分のメモとしても使えると思うので、ぜひ注釈ツールを使って作業環境を便利にしてみてください!