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・独自ドメインは引継ぎ、サーバ移行のみ
・HTMLだけの移行
最初に
〇必ず旧サーバにあるHTMLのバックアップをとっておいてください
サーバ移行は怖いイメージがありますが、バックアップがあれば復旧できるので必ずしっかりとバックアップをとってください。
〇メールアドレスの使用有無を確認してください
メールアドレスを取得している場合は、メールアドレスを使用している人達のメーラー設定を変更する必要があります。そのため、先にメールアドレスを使用している人を確認して一覧を作っておくと便利です。
〇ドメインを取得したサイトを確認しておいてください
DNS変更を行う際に必要なものなので、先に確認してログインできる状態にしてください。
〇DSNレコードの値を調べておいてください
契約した各サーバのDNSレコードを先に調べておいてください。検索等で「サーバ名 DNSレコード」や「サーバ名 ネームサーバ」等で確認してメモしておきましょう。
参考:エックスサーバの場合
新サーバーにて独自ドメインを登録
1.今回はエックスサーバを使用しますが、大体どこのサーバも同じ様なメニューがあると思います。
2.ドメイン設定を押下します。
3.使っていた独自ドメインを追加します。
SSL対応をしてあるサイトであれば問題なく申し込みにチェックをいれればいいのですが元々SSL対応していないサイトに関してはHTMLでも調節が必要です。
新サーバーにバックアップしたデータをアップ
ドメイン登録あとに、ルートが表示されるのでFTPでルートの場所にバックアップデータをアップしてください。
新サーバにメールアドレスを登録する
使用していたメールアドレスのアカウントを登録してください。
新サーバーと独自ドメインを紐付ける(DNS変更)
ホームページのデータのアップ、メルアドの設定が終わったらDNSの変更を行います。
DNSは、Domain Name Systemの略で、 インターネット上で ドメイン名 を管理・運用するために開発されたシステムです。 現在、インターネットを利用するときに必要不可欠なシステムの一つとなっています。
一般的にはドメインを取得したサイトからネームサーバの設定があるので、そちらに最初に保管しておいたネームサーバーの情報をいれます。
※ネームサーバ情報は使用サーバによって違いますが、基本は2つです。サイトによっては5個程記載する場合もあります。
※クライアントがメーラー設定を行う場合は、メーラー設定をを旧サーバと新サーバで併用する時間を作る等スケジュールをしっかりすること。
サーバ移行(DNS変更)がされているか確認
サーバ移行だけだとHPの内容が変わっていないので、見た目での判断は難しいです。
DNSが変更されているかを確認するサイトで確認したり
分からない程度の変化をつける(最後に句読点を足す等)ことによりDNS変更がされているかを確認してください。
長ければ3日ほどかかる場合もあります。平均的に24時間前後で反映されることが多いようです。
旧サーバーを解約する
DNSの変更の確認をし、メールアドレスの設定終わってから必ず解約してください。
さいごに
サーバ移行はサーバ会社によって設定場所が違ったり、WP、SSLの対応、ドメイン移行等も同時に行ったりと
色々なパターンがありますのでその時折でパターンをしっかり考えて対応してください。
今回の記事は一般的なWP等が関わらないサーバ移行ですが、手順を整理していけばとても簡単です!
複雑かなと考えがちですが、家(サーバ)を引っ越したら、住所変更(DNS)をし直すというイメージで考えるとわかりやすいと思います!